翌朝

翌朝、すでに小型のナマズを何匹か釣り上げていたマークは、水面下をゆっくり移動する黒い影に気づく。約1.5メートル先で揺れるその輪郭を見て、ただならぬ存在が近づいていると直感した。

過去最大の魚だった。

25年以上の釣り歴を持つマークにも、これほどの大きさは初めて。噂は瞬く間に広がり、人だかりと救助隊員まで集まってきた。現場の緊張が高まる中、注意喚起の声が飛ぶ。
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著者について

星屑みち 仕組みを見る目と、細部を磨く根気で文章を組み立てています。

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